11/11/08 20:18:13.72 IMWLLgEvO
>>114
★子ども手当(控除から手当へ)→児童手当(控除あり)に戻したことで、税制改正を放棄した日本
■所得税について、現行税制の問題点…《所得の再分配機能》と《財源調達機能》の低下
■機能低下の原因
▽所得の再分配機能…高所得者に有利な《所得控除》の存在 ▽財源調達機能…《分離課税》による軽い課税
「所得のある人に確実に税負担をしてもらう仕組み」を確立すべき
■所得の再分配機能の改善策
《所得控除(高所得者に有利な減税)》を廃止し、課税ベース(課税所得)を適正化して広げ、年収に応じたきちんとした税額にし、とにかく国民全員に納税してもらう。
代わりに、《現金給付》と《(給付付き)税額控除》で、アップした税額を救済する。
▼《現金給付》
例えば「子ども手当て」。『所得金額と無関係に一律金額の給付なら、所得控除(高所得者に有利な減税)の弊害はなくなり、金持ち優遇ではなくなる』。
▼《(給付付き)税額控除》
累進税率の税率を乗じて税額を算出した後、その税額から定額や一定の方法で計算した金額を控除するもの。
「軽減課税」はお金持ちにも恩恵が及ぶが、「給付付き税額控除」は必要な所(低所得者)に限定して対策が打てるのがメリット。
■《財源調達機能》の改善策
もう一つの「分離課税を廃止し、総ての所得を総合課税する」道は、実は険しい。
なぜなら、それをするには、税務署は、各人の総ての所得を完全に捕捉し、課税の公平性を維持しなければならないから。
道は一つ。納税者一人一人に背番号を付し、社会保険の加入はもとより、現行での預金取引、証券会社での売買、総てをその番号によって把握、管理する方法。
最終ゴールは《国民総背番号制の導入》。