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多額の借金を抱え大学を卒業しても職は無し。アメリカの若者が怒る理由
[2011年11月08日]
ニューヨーク・ウォール街のズコッティ公園で続けられている「格差是正デモ」。
10月末には大雪が降ったものの、毎晩テントで寝泊まりする参加者は今でも100~200人程度いる。
その多くが学生、もしくは大学を卒業したばかりの若者というこのデモの参加者に、それぞれの参加動機を聞いた。
3年前に中西部の小さな町から大学進学のためニューヨークにやって来たトム(22歳)は、
この若さで多額の“借金”を背負っている。原因は高騰する学費だ。
トムの場合、私立大学経済学部の授業料は年間4万ドル(約300万円)。
これとは別に、生活費が2万ドルかかる。アルバイトで必死に働いたが、学生ローンが払いきれずに中退した。
結果、残った“借金”の月々の返済額は600ドル(25年払い)。
ニューヨークの家賃は東京よりはるかに高く、アパートを3人でシェアしているにもかかわらず800ドルかかっている。
一方、パートタイムで働く洋服店の時給は10ドルで、月にすると1700ドルにしかならない。
「実家に帰ることも考えているけど、田舎は産業がないからね」とトム。
卒業しても職がなければ、学生はただ借金を背負うためだけに大学に通うことになる。
デモに参加した大学生のジェシー(21歳)も、
「学費が高いから、みんな卒業する頃にはとんでもない額の借金を抱えているの。
その上、仕事がないんだから、モチベーションなんて持てっこないわ」と同意する。
かといって、大学に通わなければ高収入の職業に就ける可能性は低い。
(続く)
ソース
URLリンク(wpb.shueisha.co.jp)
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