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今回の大阪ダブル選挙では、各政党とも一応、橋下氏側と戦う姿勢を
見せているが、水面下の思惑は違う。「橋下氏との距離をどうとるか」
「橋下氏をどう取り込むか」などで、右往左往しているのである。
橋下氏の意思に関係なく、舞台裏では、完全に国政を巻き込んでいるのだ。
橋下氏と連携して、党勢拡大につなげたいのが「みんなの党」だ。
渡辺喜美代表は8月下旬から、隠密日程で何度も大阪入りしている。
橋下氏と接触して、公約のすり合わせや応援態勢を詰めていたのである。
みんなの党と橋下氏をつないでいるのが、霞が関に辞表を叩きつけた
改革派の「脱藩官僚」たち。原英史氏(元経産省)や、古賀茂明氏(同)
らで、同党幹部も「橋下さんのもとには、みんなの党のブレーンでも
ある脱藩官僚たちが参画している」と認める。
橋下、渡辺両氏の共通項はズバリ、「公務員制度改革」。今回のダブル
選挙は「大阪都構想の是非」が争点とされているが、その陰にある橋下氏
の戦略と狙いが公務員制度改革なのだという。
「大阪都構想は派手だが、法改正や自治体間協議で何年もかかる。そのため、
橋下さんは当選すれば『人件費削減』や『幹部の民間公募』などの公務員制度
改革に着手する。議会が反対ならば、不信任やリコールで大騒ぎになるはず。
そこで、橋下さんは『大阪は本気で公務員改革をやっているのに、民主党政権
は何もしない。しっかりやれ!』と国にメッセージを出す。これで、橋下さん
の存在感は全国的にさらに高まる。大阪から日本を変える」(同幹部)
みんなの党にとって、最大の政治イシュー(課題)は公務員制度改革である。
このため、「地方から橋下さん、中央ではみんなの党が『公務員改革』を掲げて
世論を喚起する。次の衆院選で、維新の会から候補を出し、選挙協力という
シナリオもあり得る」(同幹部)