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東日本大震災の被災地から救援物資の購入費として送られた義援金約1千万円余りを着服したとして、
大阪府警は7日、社会奉仕団体「ライオンズクラブ」の近畿地区を管轄する協議会の前議長、
辻吉治容疑者(67)=大阪市東淀川区=を業務上横領の疑いで6日に逮捕したと発表した。
容疑をおおむね認め、「借金があり、会社の資金繰りが苦しかった。個人的な遊興費も欲しかった」と話しているという。
淀川署によると、今年3月30日、救援物資の購入資金として、被災地のライオンズクラブから
近畿地区の協議会に、義援金約1130万円が送金された。当時議長だった辻容疑者は、
協議会の事務員に「個人的にまとめた契約だ」とうそをつき、翌日、このうち
約1090万円を自分名義の個人口座に移させ、着服した疑いが持たれている。
辻容疑者は大阪市東淀川区でスーパーを経営。このスーパーなどで食料品や衣類を購入して被災地へ送っていた。
これらの店舗の従業員は同署に対して、「(前議長に)購入していない商品の領収書を指示された」
「代金が空欄になっている請求書を渡した」と供述。同署は、辻容疑者がこうした架空の
領収書などを使って代金を水増しし、実際の購入代金との差額分を私的に流用したとみている。
2011年11月7日13時34分
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