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直径約400メートルある小惑星が9日朝、地球に接近する。
米航空宇宙局(NASA)によると、月よりも近い位置を通り過ぎるとみられるが、
地球や月に衝突する恐れはない。
このサイズの小惑星が地球に接近するのは1976年以来で、次回は2028年までないという。
小惑星「2005YU55」で、探査機はやぶさが訪れた「イトカワ」とほぼ同じ大きさ。
NASAの軌道計算では、日本時間の9日午前8時28分ごろに最接近し、月と地球の平均距離の
85%に相当する地球から32万4600キロの地点を通過する。AP通信では、仮に地球に
衝突した場合、直径6キロほどのクレーターができ、マグニチュード7の地震が起きるとの
科学者の推測を伝えた。
[朝日新聞]2011年11月7日15時7分
URLリンク(www.asahi.com)
小惑星「2005YU55」。2010年4月、地球から230万キロの地点で、
プエルトリコにある電波望遠鏡で撮影された=米航空宇宙局(NASA)提供
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