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羊の皮をかぶった狼にご用心… ボリビアの水戦争
ボリビアは南米の中心に位置する国です。15年間にわたり、ボリビアでは電気、航空、炭化水素、鉱業、森林資源、
電気通信など、ほとんどの公営企業や公営サービスが民営化されました。水戦争が始まるまで、ボリビアは世界銀
行とIMFの上客だったのです。1999年、世界銀行はボリビア政府にコチャバンバの市営水道会社を民営化するよう
勧めました。民営化を実施すれば600万ドルの多国間債務を免除するという好条件付きです。ボリビア政府は『飲料
水および衛生法』という法律をつくり、補助金も打ち切って、水道は民営化されました。
新しい水道会社は米国最大の建設企業ベクテル社の子会社でしたが、すぐに水道料金を200%以上も値上げしました。
最低月額給与が100ドルに満たない町で、水道の請求書は月額20ドルに達したのです。20ドルは5人家族が2週間食
べる食費に相当する金額。当然、支払えない人たちが大勢出てきましたが、その支払不能者には容赦なく供給を停止
しました。高い水道水を飲めないので、不衛生な水を飲み、病気になる者も現れました。 以下に続く