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27日投開票の大阪市長選に出馬を表明している前大阪府知事、橋下徹氏(42)と、現職の
平松邦夫氏(62)の討論会が5日午後、大阪市内で開かれた。大阪の目指すべき将来像について、
平松氏は「住民自治を大きな流れに」、橋下氏は「市役所支配からの脱却」を挙げた。
討論会は産経など新聞4社が合同で主催し、午後3時半すぎから開かれた。平松氏はグレーのスーツ
に赤いネクタイ、橋下氏は白っぽいジャケット姿で出席した。
まず、大阪市長選に出馬表明していた共産推薦の元市議、渡司(わたし)考一氏(59)が前日、
不出馬を表明したことについて言及。
平松氏が「私は『反独裁』を唱え、大阪維新の会が大阪市をつぶすといってきた。より幅広い戦線を築
きたいと思うが、本当に驚いた」と述べたのに対し、橋下氏は「もう笑っちゃう。日本の政党が何の
ビジョンもなく反維新、反橋下でまとまってしまうという恐ろしさがある。政治の弱さの象徴だ」と話した。
互いが目指す大阪市の将来像について、両者それぞれボードに書き込んでもらったところ、平松氏は
「住民自治を大きな流れに」、橋下氏は「市役所支配からの脱却 市民の自立」と記入した。
記載の意図として、橋下氏は「歴史をひもとけば、今の市役所体制は戦時体制のなごり。東京では
区長公選制などを勝ち取り、戦時体制から脱却した。大阪は市長が公選だったこともあり、かつて区が
独立していたという歴史を忘れている。こんな大規模な自治体で選挙で選ばれた市長が1人ではだめ。
区長を公務員にするのは戦時体制そのもの」と語り、区長を公選で選ぶべきだと訴えた。
これに対し、平松氏は「昭和31年に政令市ができた。そこで行政区長の在り方は、特別区とは違う形で
制定された。だから、今の話は歴史認識の間違いだ」と指摘。「ただ、市役所が大きすぎ、区民の思いが
市役所本庁に伝わっていないということはある。そこで、私は自分で地域に出向いて話を聞くようにしてきた。
『上から目線』で物事を決めていては、住民の思いは届かない。橋下さんの見方は少し古い見方だと思う」
と語った。
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