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・“文化の秋”の夜長、書評原稿にひと区切りついた学芸担当記者に、芸能・メディア担当
デスクが声をかけた。
「2ちゃんねるに産経の『人生相談』のスレがたってるよ」
ネット掲示板に、産経新聞で土曜日に掲載している「人生相談 あすへのヒント」を取り上げた
コーナーがあったという。悪口かなと、一緒にパソコンをのぞくと、「回答が素晴らしすぎると話題」と
感想が書き込まれていた。
話題になったのは、10月22日付で、「私は男性を信じることができません」という30代女性
からの相談。相談者は、現代の男性に対し「怖いというより、嫌い。話をしてもつまらない、
頼りにならない」と辛口。震災の影響で若い男女に結婚志願者が増えているというが、
「かつての日本男児」とも比べ、「打てば崩れるような人たちに何かを求めようとは
思えなくなった」という。
この相談に回答者の月読寺(世田谷区)住職、小池龍之介さんは「男性に対する期待値が
異様に高いため、自縄自縛で苦しんでおられる」といい、「視線を百八十度転回しては
いかがでしょうか」とアドバイス。「ご自身の陥っている状況を客観視するには、反対側から
考えてみるのが役立つかも」と勧め、「『近頃の女性はおしとやかさも、かれんさもないから
好きじゃない』とスネている男性にあなたはやさしく、女らしく振る舞おうという気に
なるでしょうか」と尋ねている。
2ちゃんねるでの書き込みは、「回答しているお坊さんが言いたいこと全部いってくれてた」
「こんな回答するのに何年生きればいいのやら」など。回答者の小池さんは32歳と若いが、
大学で西洋哲学などを学んだ異色の僧侶。著書も多い。
10月から文化部に異動したが、記者の守備範囲は本や映画、音楽、囲碁・将棋、歌舞伎の
ような伝統芸能など幅広い。衣食住など生活情報や生き方を考えるページで「人生相談」も
読者から関心が高いコーナーだ。伝統文化や季節感を大切にしつつ、最新の話題など
さまざまな情報を伝えたい。(文化部長 沢辺隆雄)(抜粋)
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