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たまっていく排せつ物の中で動けなくなった牛たちが、じっと飼い主を見つめている。東京電力福島第1原発から70キロ離れた福島県中島村。
原発事故により野菜農家が作付けをあきらめ、肉牛農家が堆肥(たいひ)の提供先を失って大量のふん尿を抱えたまま行き詰まっている。
放射性セシウム汚染による肉牛の出荷停止が解除されて2カ月余り。福島の農業が崩れつつある。【井上英介】
「耕作農家が行き詰まれば、ドミノ倒しでうちも立ちゆかなくなる」。肉牛約600頭を飼う水野谷一徳さん(51)が、
暗い表情で牛たちを眺める。ふん尿を保管する堆肥舎はすでに満杯であふれ出し、牛舎内でも70センチ近くたまっている。
牛たちは足が完全に埋もれ、時折もがくように巨体を震わせる。
牛はきれい好きで、衛生状態の悪い環境にいると強いストレスを感じ病気がちになる。
水野谷さんの牛舎ではすでに半数近くが体調を崩している。
毎日新聞 2011年11月4日 2時30分 福島第1原発:大量のふん尿…畜産農家限界 福島・中島村
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画像 排せつ物がたまった牛舎で、牛が動けなくなっている。原発事故の影響で野菜農家が作付を断念し、
堆肥(たいひ)の提供先を失って窮地に追い込まれる農家が相次いでいる=福島県中島村で、森田剛史撮影
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