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なぜTPP交渉参加恐れる
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
多国間交渉では弱者が強者に勝つことが可能だ。弱者が結束すれば強者は孤立するからだ。
それにもかかわらず、1994年、日本政府はWTOでの多国間金融交渉を中止、
あえて日米2国間で保険交渉を行い、あえなく玉砕した。これも致命的な戦術ミスである。
90年代まで国際的貿易ルール作りの現場は常にGATTとWTOだった。
米欧加とともに「4極」を構成していた日本は、常にそのルール作りの中心にいた。
ところが、中国がWTOに加盟した頃から日本の発言力は急速に低下し始める。
中、印、ブラジルなどの発言力が増大し、日本はもはや国際貿易ルール作りのコアメンバーではなくなった。
これではWTOはますます機能しなくなり、日本に有利な規範作りも難しくなるばかりである。
その意味でも、今回のTPP交渉は日本にとって千載一遇のチャンスだ。