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★野田首相「ギリシャ国民投票の動き懸念」 英首相と会談
野田佳彦首相は３日午前（日本時間同日夜）、英国のキャメロン首相と約20分会談した。
野田首相は欧州連合（ＥＵ）との経済連携協定（ＥＰＡ）について「早期の交渉に向け指導力を
発揮したい」と交渉入りへの意欲を伝えた。キャメロン首相も支持する考えを示したが
「欧州側には日本の非関税障壁に関する懸念もある」と指摘した。
キャメロン首相は航空自衛隊の次期主力戦闘機（ＦＸ）の選定に触れ、英国など欧州４カ国が
共同開発するユーロファイターの採用を求めた。野田首相は「公正かつ厳正に選定する」と答えた。
ギリシャの債務問題が話題に上り、野田首相は「国民投票をめぐる動きを懸念しており、欧州が
一体となって取り組み、危機を克服するためキャメロン首相の指導力に期待する」と語った。
両首相はキャメロン首相の早期訪日に向け調整することで一致した。キャメロン首相は先月、
就任後初めて日本を訪問する予定だったが、ＥＵ首脳会議出席のため訪日を急きょ延期していた。
▽画像：会談前に英国のキャメロン首相と握手する野田首相（３日、フランス・カンヌ）＝共同
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▽ソース：日本経済新聞 2011/11/3 21:19
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