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東日本大震災で生じたがれきの広域処理第1号となる岩手県宮古市のがれき約32トンが
3日朝、東京に到着した。
午前8時10分頃、貨物列車で東京・品川の東京貨物ターミナル駅に運び込まれたコンテナは、
そのままトラックで都内3か所の中間処理施設へ。その一つ、「高俊興業」(大田区)には5・7トンを
搬送。放射線量測定の結果、基準値を下回っていることが確認された。4日以降、焼却や埋め立てが
行われる。
東京都が被災地のがれきを受け入れることについて、都には10月末までに約2100件の苦情が
寄せられた一方で、都の姿勢を支持する意見も約200件あったという。都環境局は「すべての人に
安心してもらえるよう、放射線量の測定とデータの公表は徹底して実施したい」としている。
(2011年11月3日19時53分 読売新聞)
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▽岩手県宮古市から運ばれたがれきの放射線量を測定する職員(画像)
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