11/11/03 21:26:17.83 AdLt8335O
★批判している人は、経緯を知らない人。2020年までにアジア太平洋の貿易自由化(FTAAP、APEC・FTA)をすることで、APECで合意済み。
その過程を、「TPP」か「日中韓EPA、ASEAN+3、ASEAN+6」か、「どちらのアプローチを採用するのか、両方に乗り橋渡しになるのか」という事。
既に、ASEAN+3(日中韓)では、「東アジア自由貿易圏構想」を作ることで合意済み。
「東アジア自由貿易圏構想」と「アジア太平洋自由貿易圏構想」の両方に参加している国は、
ニュージーランド、シンガポール(以上、TPP提唱4ヵ国のうちの2ヵ国)、ベトナム、マレーシア、オーストラリア。
TPPとFTAは違う。FTAを持ち出して批判するのは間違い。
◆FTA(自由貿易協定)…特定の2ヵ国間(または複数ヵ国間)で行われる関税撤廃や数量制限などの貿易障壁を取り除く協定
◆EPA(経済連携協定)…FTAの協定を結んだ2ヵ国間が、更に貿易連携を強化する協定
●東アジア自由貿易圏構想
◆日中韓EPA
◆ASEAN+3(日中韓)(アセアンプラススリー)…東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国で協力していく枠組み。
クアラルンプール宣言[2005年・第9回ASEAN+3首脳会議]で、「東アジア共同体」を目指し、その中心となることで合意済み。
◆東アジアEPA(ASEAN+6)…16ヵ国。▽ASEAN+3 +▽3ヵ国、インド、オーストラリア、ニュージーランド。日本が提案した地域経済戦略。
「韓国が提案し、中韓が推すASEAN+3による東アジア自由貿易地域(EAFTA)構想」に対抗して、2006年4月7日経済産業省によって出された。
関税削減だけでなく投資、知的財産、経済協力なども話し合う。