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★小金井市ごみ処理問題:周辺焼却炉、老朽化の壁 点検で受け入れ困難 /東京
◇多摩川衛生組合、点検で受け入れ困難
ごみ処理問題の混乱に伴う引責辞職表明から一夜開けた小金井市の佐藤和雄市長は
2日、多摩川衛生組合(稲城市、狛江市、府中市、国立市で構成)の会議(4日開催)を
前に、府中市の野口忠直市長を訪問するなどごみ受け入れ支援の要請に駆け回った。
しかし、同組合の焼却炉は定期点検を予定しており、事実上、追加受け入れは困難と
判明。搬出枠を使い切る今月中旬が迫る中、打開策は浮上していない。
多摩川衛生組合の可燃ごみ焼却炉は3基。完成から13年を経て、年1回の定期点検を
実施して運転している。今月から順次点検に入り、フル稼働は年明けにずれ込むという。
処理能力は1日当たり3基で平均300トン。年明けの整備終了までは2基で運用するため、
最大でも250トン。4市の排出量は1日245トンで「余剰能力はほとんど見込めない状況」
(同組合)という。
周辺自治体でも老朽化の課題を抱え、状況は似通っている。07~09年度に小金井市の
ごみ処理を受け入れてきた国分寺市。04年ごろから小金井市と新たななごみ処理場を
建設し共同処理する方向で検討してきたが、小金井市の用地確保が難航し計画は頓挫
したままだ。
処理能力1日140トンの施設を抱え、市内の可燃ごみを年間約2万トン処理しているが、
老朽化で16年度に耐用年度を迎える。施設再建か延命化かの判断を迫られているだけに、
星野信夫市長は佐藤市長の辞職を「問題の解決にならない」と厳しく批判。「共同処理をどう
実現するのか早急に示してほしい」と苦言を呈した。(つづく)
▽ソース:毎日新聞 2011年11月3日 地方版
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