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大阪大学の近藤宗平教授、国立がんセンターの祖父江友孝放射線研究部長、
岡山病院の古本嘉明院長らが、ラドン温泉である鳥取県・三朝(みさき)温泉地区の
住民を対象にして、 1950年代から30年にわたる大規模な疫学調査を行いました。
三朝温泉地区の住民はラドン温泉から放射される微量の放射線を日常的に浴びていて、
しかもラドンを含む井戸水を飲料水として利用していましたが、疫学調査の結果では、
対照群とした放射線を浴びていない鳥取県の他の地区と比べて、ガンによる死亡率が
低かったのです。
(Mifune M, et al. Jpn J Can Res. 1992;83:1-5)