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過去の不透明な企業買収問題に揺れるオリンパスは2006年、焦点となっている国内の企業3社に
投資し始めた際、3社は売上高がなく、ほとんど事業履歴もない会社であったことが、
商業登記や信用調査報告で明らかになった。
登記によれば、3社のうちの2社、つまり医療用廃棄物処理会社「アルティス」と、調理容器メーカーの
「ニューズシェフ」は、1990年代初めにいずれも異なった社名で創設されている。
ウォール・ストリート・ジャーナルが閲覧した信用調査会社のアナリスト報告によれば、2社は設立後、
長年にわたり事業活動を一切行っていなかった。その後、新たな社名で新しい事業を開始、
そしてオリンパスが一部株式取得の初期投資を開始したことが判明した。
もう一つの会社は化粧品・健康食品販売の「ヒューマラボ」で、オリンパスが出資する1年足らず前に、
同様に異なる社名で設立された。オリンパスは最終的に3社を買収した。
こうした3社の過去の経緯は、オリンパスによる3社買収をめぐる疑問をさらに深めるものだ。
オリンパスは08年4月に終了した一連の投資を通じて、これら3社買収に734億2000万円を支払った。
その1年後、オリンパスは投資金額の4分の3相当を減損処理した。
合併・買収(M&A)が専門の慶応義塾大学大学院の井上光太郎准教授は、これらの会社はオリンパスが
最初に投資した際、事業履歴がなかったようであることを指摘、投資対象として事業計画以外に何もない
企業にこれだけの金額を支払うのは本当に考えられないと述べた。オリンパスに最も好意的にこれを
解釈しても、不可解だと強調した。
2011年 11月 1日 13:55 JST
URLリンク(jp.wsj.com)
【企業】買収時売上高、計54億円…オリンパスが計734億円で買収した3社 「12年度、891億円に成長する前提」も、今年度見込みは65億円
スレリンク(newsplus板)
【国際】オリンパス問題、米証券取引委員会(SEC)が調査開始
スレリンク(newsplus板)
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