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航空自衛隊小松基地の航空祭が開かれる予定だった30日、中止を知らない石川県内外の航空ファンが
続々と基地を訪れ、肩を落として引き返した。中止は、同基地所属のF15戦闘機タンク落下事故を受けて決まり、
事前に公表されていたが、情報が行き届いていなかった。ファンは「何時間もかけてきたのに…」と残念そうに話し、
同基地は「ご迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝した。
同基地によると、航空祭目当てで訪れ、基地正門で隊員から中止を伝えられたり、航空祭が開催されていない
ことを確認して走り去ったのは約50人。駐車場を確保するため30日未明に小松に到着した人もおり、同日午前
1時ごろにも基地に問い合わせがあったという。
午前4時に兵庫県尼崎市の自宅を出発して約5時間かけて小松基地にたどり着いた会社員男性(40)は
「仕方ないので小松市を観光して帰りたい」と浮かない表情で語り、家族3人と行き先を相談した。宿泊先の加賀市
山代温泉の旅館から来た大阪府枚方市の会社員男性(39)は「中止は思ってもみなかった。知っていれば旅館も
キャンセルしたのに」と話した。
同基地はタンク落下事故翌日の8日に航空祭中止を決め、ホームページや旅行会社などを通じて広報してきた。
渉外室は「中止の連絡を徹底したが、結果として中止を知らずに足を運ばれた人にはご迷惑を掛けた」とコメントした。
一方、小松空港近くにある県立航空プラザには、航空祭目当ての人も含めて通常の日曜日の約2倍となる1300人
以上が訪れ、午前9時前には約30人が同プラザでは異例の開館待ちの行列を作った。
北國新聞 10月31日03時24分
URLリンク(www.hokkoku.co.jp)
▽航空祭の中止を知らずに訪れた人に事情を説明する隊員=小松基地(画像)
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