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防災科学技術研究所は31日、千葉県の房総半島沖で、地下のプレート(板状の岩盤)がゆっくりと滑る「スロースリップ」を観測したと発表した。
過去30年間、約6年ごとに確認された現象が、今回は最短の4年2か月間隔で発生した。東日本大震災の影響とみられ、
同研究所の広瀬仁・主任研究員は「大地震の予測に結びつくわけではないが、
大震災が関東地方での地震発生を早めている可能性も考えられ、解析を続けたい」と話している。
防災科研が10月26日、地下に埋設した高感度加速度計の観測結果を解析したところ、
千葉県勝浦市沖合の海面から深さ約20キロ・メートルにある、海側のプレートと陸側のプレートの境界の地盤がゆっくり移動していた。
移動した地盤は東西約80キロ南北約20キロの範囲で、31日までに南東方向に約6センチずれ動いていた。
(2011年10月31日19時41分 読売新聞)
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