11/11/01 22:30:56.08 /QO3ilg40
>>705 >>次に現れる異変は何だと思いますか?
真っ先に考えられるのは世界的な食料の枯渇でしょうね。
去年、ロシアとウクライナで小麦が不作で両国は小麦の輸出を停止しました。
この2国が不作だっただけなのに、世界の穀物相場は高騰し中東と北アフリカ
ではジャスミン革命が起こり、幾つかの国では政権が倒れて政治体制が変化
してしまいました。
仮に、この穀物の不作が全世界的規模となって、全世界の人類の需要を
下回ることとなった場合、穀物を生産している国ではまず国内需要を確保し、
あまった分だけを輸出に回すのはもちろんですが、その海外に出回る量が
穀物輸入国の需要を満足できない状態になり、世界は穀物の争奪状態と
なるでしょう。
TPPに日本が入る理由は、全世界的規模の天候不順による不作のとき、
日本国内もまず不作だと考えられます。
その上で、食物輸出国である、アメリカとオーストラリアも不作なのでしょうが、
元来、これらの国は非常に大量な穀物を生産しており、仮に不作だとしても
まだ余剰がある可能性が高く、また備蓄量もたくさんあるのです。
アメリカとオーストラリアは自国分を確保の上、TPP諸国にまず輸出するのは
当然でしょう。
全世界が穀物の争奪に揺れる中、TPP内の諸国は穀物の枯渇がしにくい
組み合わせなのです。 ベトナムはコメの輸出国ですよね。
TPP加盟に反対している日本の農民は日本のおかれている気象条件を
まったく理解してないです。