11/10/29 22:03:21.25 tjMec3rC0
・農業生産額の3割を占める野菜の関税は、ほとんどの品目のゼロから3%だが、国産比率は80%
・花の関税は一貫してゼロだが、90%が国産
・果物の関税率は5~15%だが、たとえばリンゴでは輸入品の比率は0.01%。むしろ輸出が増えている
・トウモロコシや大豆は無税なので、飼料や原料の価格が抑えられている
・小麦は91%がすでに外国産。関税は252%だが、大部分は無税の国家貿易で輸入されている
・大麦の関税は256%だが、飼料が大部分なので、これが無税になると畜産業界のコストが下がる
・バター(360%)や砂糖(328%)などの原材料の関税が高いため、乳製品やお菓子の価格が2~3倍になり、国際競争力を失っている
・牛肉の関税は38.5%と高いが、高級ブランド傾向がつよい国産牛肉と競合していない
・関税の撤廃で明らかに影響が出る重要な作物は関税率778%の米だ
要するに日本の農業はすでにほとんど「開国」しており、問題は米だけなのだ
米の生産額は、年間1兆8000億円。GDPの0.36%である。これが全滅したとしても、日本経済には何の影響もない
農業はGDP1%にもみたない。農業人口は、兼業農家を入れても3%に満たない
なにを今ごろ騒いでいるのかさっぱりわからない