11/10/28 02:06:10.63 IHPp87JK0
アメリカ人はアメリカから逃げたがっている。
アメリカに留学したという功名な学者の人の本を読んでるんだけど、
その人はアメリカの医療は最高水準なのは、富裕層1%の人たちのためのものらしい。
それ以外の大多数の人向けにはそれなりのレベルの体制しか整っていないらしい。
何より、民間保険というのに入らなければいけないんだけれど、
毎月の保険料が数万円以上らしい。
さらに、保険に加入しているにも関わらず、入れる時はいくらでも入れるのに、
加入後に治療を受けてから治療費を保険から出してもらおうとしたら、
断られてしまい、自費で支払わなければならなくなる場合がけっこうあるのだという。
下手に手術を受けて数週間入院となれば、数百万円ぐらいかかる可能性があるみたいだ。
アメリカの医療体制は、結局は製薬会社と医師と医療器械メーカーなどの
利権構造を維持するために、高価格・高水準の富裕層向けサービスを
日本に輸出したいから、そのためには、国民皆保険で医療費を定額に抑える仕組みが邪魔で仕方がないんだ。
アメリカから日本に在住しているアメリカ人の多くが、恐らく日本では
安心して医療保険で治療を受けていると思う。
それが目的で日本で仕事をしている人もかなりいるかもしれない。
アメリカ人はいくら稼いでも、それ以上の分を医療費の保険や自費の支払いなどで
ぼったくられる不安に怯えなければならない。
最初から医療費を抑制しようという概念が政治家と医師と製薬会社と医療設備メーカーの
利権集団のせいで拒否されてしまうからだ。
日本でもそういう利権構造をTPPで作りたがっている人たちがいる。
経済学者や一部の政治家、日本が大嫌いな人たち、経団連とか。
この人たちは日本の人口にしてみれば1%もいかないかもしれない。
要するに、ピンハネ経済を合法的に堂々と押し付けられる日本に改造したいんだ。
しかし日本人の所得は落ちるから、結局は自滅するだけだが。