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★米国人と離婚訴訟中の日本人女性、「子供連れ去り」で逮捕 懲役20年の可能性も
・ニカラグア出身の男性と米国で離婚訴訟中に子供(9)を連れて帰国した兵庫県在住の
日本人女性が再渡米し、子供を連れ去ったとして米司法当局に親権妨害容疑などで逮捕、
起訴されていたことが27日、代理人弁護士の話で分かった。女性は「親権妨害には
あたらない」として無罪を主張し、来月に判決が言い渡される予定。有罪が確定すれば
最高で懲役20年が科される可能性があるという。
外務省によると、子供を連れて帰国した日本人女性が指名手配された国に再入国するのは
異例で、身柄拘束は過去に例がないという。
代理人弁護士らによると、女性は2008(平成20)年、米ウィスコンシン州で男性と
離婚訴訟中に子供を連れて帰国。親権妨害や、訴訟中に国外に出たことに対する
法廷侮辱などの容疑で指名手配されていた。今年4月、ハワイを訪れ、身柄を
拘束された。ウィスコンシン州郡裁判所に起訴され、来月初めにも判決が出るという。
男性は、米国で単独親権を取得。一方、女性は子供の親権の確認を求める家事審判を
神戸家裁伊丹支部に提起。今年3月、同支部は母親の親権を認定する一方、「父親の
生活や文化にも触れた方が子供の可能性を広げる」として、子供が米国で男性と面会
するよう義務づけた。双方が不服として大阪高裁に抗告している。
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