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11月27日投開票の大阪府知事選で、府内の首長数人から出馬の要請を受けている同府池田市の
倉田薫市長(63)は25日、毎日新聞の取材に「劇的に変わる要因はない」と述べ、出馬は困難との
見方を示した。倉田氏は府内43市町村長のうち、28人以上の賛同署名が集まれば出馬するとして
いたが、集まる見通しが立っていないため。民主、自民両党府連は同日、倉田氏が出馬すれば支援する
ことで一致したが、候補者選定は白紙に戻る方向になった。
倉田氏は、賛同署名の状況を見て26日に態度表明する。しかし、28人以上集まるかは「極めて
厳しいとみている」と説明。25日夜、取材に「明日になってもよほどのことがない限り覆らないだろう」
と述べた。
知事選には、橋下徹知事が率いる「大阪維新の会」幹事長の松井一郎府議(47)が出馬を表明。
首長数人が倉田氏出馬への賛同署名を呼び掛けたが、「署名すれば『反橋下』とみなされる」として
敬遠する市町村長が多かった。
倉田氏は、25日に池田市内であった後援会役員会で「私は迷っている。知事を夢見て選挙したこと
はない。揺れている」と話していた。
一方、民主党府連の平野博文代表と自民党府連の谷川秀善会長は25日、国会内で会談し、倉田氏について、
「有力な選択肢。府議団の意向を最大限尊重する」との認識で一致。これを受けて、自民党府議団の
花谷充愉(みつよし)幹事長が民主党府議団の中村哲之助幹事長と会談し、支援態勢などを協議する方針を
確認していた。
知事選には、松井氏のほか、共産推薦の弁護士、梅田章二氏(61)、建設会社社長、羽柴秀吉氏(62)
が出馬表明している。
▽毎日新聞
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