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○木村元会長、起訴事実認める 振興銀検査妨害初公判
経営破綻した日本振興銀行の検査妨害事件で銀行法違反(検査忌避)の
罪に問われた元会長、木村剛被告(49)の初公判が25日、東京地裁
(登石郁朗裁判長)で開かれた。木村被告は起訴内容を大筋で認めた
上で、「事細かに指示したということはありません」と述べ、関与の度合いに
ついては争う姿勢を示した。
メールの削除などについて木村被告の積極的な指示があったかや、
検査がどの程度妨害されたかが争点。
検察側の冒頭陳述によると、振興銀が多額の貸付債権を買い取っていた
商工ローン大手「SFCG」が平成21年2月に破綻し、債権の二重譲渡が
発覚。このため、金融庁の立ち入り検査で取引実態を把握されたくないと
考えた木村被告が、当時の幹部に「やばそうなメール消しとけよ」「たまたま
消しちゃったという理屈さえつけば問題ない」などと指示し、検査に支障を
生じさせたと指摘した。
弁護側は「関与の程度は小さかった」としている。
起訴状によると、木村被告は、同行幹部と共謀して、立ち入り検査直前の
21年6月と、検査中の8月に業務メールを削除。メール欠落を「担当者の
ミス」と虚偽の説明をして検査を妨害したとされる。
共犯に問われた元社長(56)ら元幹部3人は執行猶予付きの有罪判決が
確定。法人としての振興銀も罰金刑が確定している。
□ソース:産経新聞
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