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★「たこフェリー」再開白紙に 淡路市も反対姿勢
昨年11月から運航を休止している明石淡路フェリー(明石市、愛称・たこフェリー)が
小型のフェリー船を購入し、運航を再開させる計画について、同社の筆頭株主である
淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)とともに検討を進めてきた淡路市の門康彦市長が24日、
明石市役所で泉房穂市長と会い、計画に反対する泉市長に同調する考えを伝えた。
事実上、計画は白紙に戻る見通しとなった。
泉市長は船購入について「(たこフェリー社の)取締役会の決定を経ていない」などとして、
手続きの不備などを問題視していた。門市長はこの日、泉市長に「今回のことは知らな
かった」などと釈明したという。
計画は、たこフェリー社の資金で約200トンの船を買い、明石海峡大橋を通行できない
125cc以下の単車や自転車、旅客に限定し、12月からジェノバラインの発着場を使って
運航させる内容。ジェノバ社が淡路市と協議の上で検討を進め、既に船購入の手付金も
支払っていた。
今月20日、ジェノバ社が明石市など株主3市に説明。これに対し、泉市長は「車を積まず、
ジェノバラインの発着場を使うなら、『たこフェリー』ではない。実態的にはジェノバ社の
船購入であり、たこフェリーの資金を使うのはおかしい」などと強く反発していた。
関係自治体の協力を得ることが難しくなったことについて、ジェノバ社の吉村静穂社長は
「28日に株式総会を開いて決着を付けたい」とした上で「住民の利便性を考えて進めてきたが、
関係市が『認めない』というのであれば、船の購入撤回もやむを得ないだろう」としている。
門市長は神戸新聞社の取材に「計画を明石など3市に諮って進めるつもりだった。
(船購入の)手付金を払っているのは知らなかった」と話した。
▽ソース:神戸新聞 2011/10/24 22:52
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