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【原発問題】東海第2の独自防水壁、全電源喪失防いでいた 津波対策の差、福島第1と明暗分ける? - 暇つぶし2ch1:依頼171@初恋φ ★
11/10/24 22:34:33.59 0
★東海第2、明暗分けた独自防水壁 全電源喪失防いでいた

日本原子力発電が東海第2原発の津波対策として自主判断で進めていた防水壁建設工事により、
重大事故が瀬戸際で回避されたことが23日分かった。経緯を調べた政府の東京電力福島第1
原発事故の調査・検証委員会は、東海第2で工事が実施されていなければ「全電源喪失で福島第1と
同様の事態になっていた」(調査委関係者)として日本原電が講じた津波対策を詳しく分析している。

12月に中間報告をまとめる事故調査委は、東京電力の津波対策が甘かったとの見方を強め、同様に
津波に襲われた福島第2原発や東北電力女川原発の対策も調べている。

茨城県東海村の東海第2原発は、2002年に土木学会の評価技術に基づき、被害を防ぐ津波水位を
最大4・86メートルと想定した。

しかし07年10月に茨城県が公表した「津波浸水想定」で付近に6~7メートルの地点があったため、
県は日本原電に再評価を要請。これを受け、日本原電は想定を5・7メートルに変更し、09年7月、
非常用ディーゼル発電機を冷却する海水ポンプを津波から守る防水壁について、新たな壁を建設する
などして高さ4・9メートルから6・1メートルにする工事に着手した。

工事は昨年9月ほぼ完了。ただケーブル類を通す穴などを完全にふさぐ作業は今年5月ごろまで続く
予定だった。

3月11日の津波は5・3~5・4メートルで、旧想定水位を超えたが、新想定より30~40センチ低かった。
福島第1と同様に外部電源は喪失した。完成目前の防水壁は浸水し、3台の海水ポンプの1台が水没し
使用不能になったが、残る2台のポンプで冷却して非常用ディーゼル発電機を動かし、原子炉の
冷温停止に持ち込んだ。

一方、東電は02年に福島第1の津波想定を5・7メートルとした後、06年の津波確率算定など社内研究が
進んでも対策を取らなかった。08年には最高15・7メートルまで津波が駆け上がるとする今回の津波に近い
試算をしたが、その結果を経済産業省原子力安全・保安院に報告したのは震災直前の今年3月7日だった。

▽ソース:中国新聞 '11/10/24
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)


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