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★22億円 う回して前会長口座に
大手製紙会社「大王製紙」の前の会長がグループ企業から100億円を超える金を
引き出していた問題で、このうちの22億円余りが、連結決算の対象でない別会社を
う回して前会長の口座に入金されていたことが、関係者への取材で分かりました。
会社側は、前会長が巨額の金を個人的に使っていたとみて特別背任の疑いで刑事
告訴する方針です。
この問題は、大王製紙の井川意高前会長(47)が去年から先月までの間に、グループ
企業から合わせて110億円近くを引き出し、このうちの55億円以上が返済されない
ままになっているもので、会社側は弁護士などで作る特別調査委員会を設けて調査を
進めています。
関係者によりますと、グループ企業から引き出された資金のうち、22億5000万円が
いったん別の関係会社に貸し付けられたあと、井川前会長の口座に入金されていたことが
新たに分かりました。この会社は、香川県のゴルフ場経営会社で、大王製紙グループの
連結決算の対象ではないため、前会長に22億5000万円を融資したことは表に出ない
形になっていました。
特別調査委員会では、井川前会長が、「う回融資」によって引き出した巨額の金の流れを
隠ぺいし、個人的に使っていたものとみていて、会社側は、今月末にも前会長を会社法の
特別背任の疑いで刑事告訴する方針です。
調査に対し井川前会長は「『う回融資』は記憶にない」としたうえで、「特別調査委員会は
独立した立場で調査するべきなのに、会社と一体となっており不公平だ」と批判しています。
この問題で東京地検特捜部は、会社側から経理資料の提出を受けるとともに、グループ
企業の役員から事情を聴くなど、巨額の融資の実態について捜査を始めています。
▽ソース:NHKニュース 10月23日 19時11分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)