11/10/23 18:43:16.44 0
三洋電機は、白物家電などの事業を中国の家電大手・ハイアールに100億円で売却した。
着実に日本市場への定着を狙うハイアールに、日本の家電業界は対抗できるか。
パナソニック傘下にあった三洋電機が18日、洗濯機や冷蔵庫の製造・販売を手掛ける
国内と東南アジアの子会社など関連の計9社について、中国の家電大手、海爾集団
(ハイアール)に売却することに最終合意したと正式に発表された。売却額は100億円前後。
ハイアールは1984年に中国山東省青島市で設立された。主な製品は冷蔵庫や洗濯機などの
白物家電のほか、テレビ、エアコン、ラップトップパソコンなどを展開、世界165カ国以上で
生産・販売している。2010年度の全世界売上高は207億ドル(約1兆5900億円)。
2004年1月には、世界ブランド実験室提供の世界で最も影響力のあるブランド100の1つに
名を連ね、白物家電ブランドマーケットシェア、冷蔵庫と洗濯機のブランドマーケットシェアも
2010年時点で世界第1位となった。
ハイアールの日本における子会社であるハイアールジャパンホールディングス株式会社は、
2002年6月に大阪本社が設立された。2011年3月11日に発生した東日本地震では、被災者の救済
および被災地の復興に義援金として1億円を、また避難所や仮設住宅などの状況に合わせて、
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジを提供するなど、社会貢献を行っている。プロ野球でも、
2010年から埼玉西武ライオンズのスポンサーになった。
最近は家電量販店のほか、大手スーパーや家電量販店、ホームセンターなどでもハイアールの
商品を見かける機会が多くなった。中国の家電メーカーの製品が日本でも定着していくなか、
日本の家電メーカーはどのような反撃を見せるのか。その動向にも注目が集まる。
ソース:URLリンク(news.livedoor.com)