11/10/23 03:25:00.13 gFnY/zZ00
>>483
現実はそうなってる。
被害者が死んで、賠償金が「将来、被害者が稼いだであろう賃金(税抜き)」で算定されて
プラスアルファがあっても賠償額が完結してしまう死亡事故は、被害者(というか遺族)と加害者の双方で区切りが付く。
そこから先は何もない。故意ではない過失致死だから。
故意犯の殺人者は、故意で殺したくせに結果的には刑期終えたら堂々とシャバに戻れる。
相手が殺人犯だろうが、遺族は国が罰した以上の科刑は何もできないし、それを国も認めてない。
しかし後遺障害の過失事故は、加害者も被害者も一生、普通の暮らしはできない。
行政罰、刑事罰を受けて、社会的には禊を済ませた筈なのに、殺人者よりも酷い現実しかない。
観念は関係なく、現実には被害者が死んだ方が被害者も加害者も救われる様になってる。故意ではなくて過失だから救われるべき。
死んだら残りの人生を価値を算定するしかないので、当人の器以上の人生の評価にはならないから上積みもない。
だから後ろ盾のない白ナンバーのトラック運転手やダンプは、ヤバイと思ったら轢き直す人が絶えない。
轢き直しが殺人だとしても、現実は殺人の方が業務上の過失傷害罪よりも安上がりでやり直せる社会なんだから、
その現実を否定するのは間違い。
歩行者に幾ら過失があろうが、業務上過失致死傷罪でカタワにしちゃったらあなただって理不尽に人生終わりだよ。
過失に応じて賠償金を支払った後の後遺障害の区切りを加害者が付けたら、それは日本人的な美徳とやらが許さないんだろ?
「過失致死でも被害者が死んだ方が安上がり」を認めてる司法の判断が間違ってるだけ。