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★【安倍晋三の突破する政治】インド首相が明かした中国の脅威…日印の関係強化を
先月、インドを訪問した。同国で最も権威のあるシンクタンク「インド世界問題評議
会」と、ジャーナリストの櫻井よしこさんが理事長を務める「国家基本問題研究所」と
の合同会議に出席し、基調講演を行ってきた。
講演のタイトルは「海で出会う2つの民主主義」。アジアの民主主義大国である日本
とインドが関係を深化させ、太平洋とインド洋を「自由の海」「繁栄の海」として結合
させることは、両国の発展だけでなく、地域の平和と安定のために絶対必要だと訴えて
きた。
日本とインドは、自由と民主主義、基本的人権、法の支配など、共有する部分が多
い。インドは将来、人口16億人を超える。高度経済成長も続けている。日本が「価値
観外交」を進めるに当たって、重大な意味を持つ国の1つだ。
とても親日的な国でもある。毎年8月の広島・長崎原爆投下の日には、国会で黙祷を
ささげてくれている。「親しみを感じる国」でも日本は長らく1位を続けている。この
親近感は、インド独立の英雄であるチャンドラ・ボースを、日本が支援したことが大きい。
祖父・岸信介が1957年、日本の首相として初めてインドを訪問した際、当時の
ネール首相は官邸前の大群衆に向かって、「私の隣の人物は、ロシアを打ち砕き、私た
ちに英国からの独立を勝ち取る勇気を与えてくれた偉大な国・日本の首相だ」と紹介。
祖父は万雷の拍手を浴びたという。
私にとってインド外交はライフワーク。首相時代にも訪印している。当時、シン首相
と「戦略的グローバルパートナーシップ」の構築で合意し、共同声明に安全保障協力も
入れた。以後、両国の防衛相と幕僚長クラスの交流が始まったが、これは現在でも続い
ている。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)