11/10/18 18:10:09.15 0
(>>1の続き)
「最初は去年の暮れぐらいにボクの作品(処女作「二度のお別れ」)と事件に似てい
る部分があるから話を聞きたい、と。7月に2度目の取材を受けたあたりでおかしいと
思っていたら、9月の最後の取材ではもう犯人扱い。父親が6000万円のマンション
を無借金で新築したがその原資はどこからきたとか、以前ダイエーに勤めていたことと
か、妹の家や町工場をやっている親戚宅を訪ねたとか、『黒川さんの引っ越し先は犯行
現場にすべて近いですね』など質問を当ててきた」
「揚げ句、『最終2回分はご不快に思われるような原稿になるかも知れませんが、こ
れが連載の結末です』と言うから、『もしボクを犯人にするつもりなら、実名で書け
ば』言うたら、『やっかみがあるから』と拒否。かい人21面相と知れたら、たくさん
お金を持っていると周囲に知られて危ない可能性があるという意味らしい。そんなアホな」
中学校長と教諭という公職にある妹夫婦が一味のように書かれた箇所もあり、激怒
した黒川氏は同誌編集人の処分などを求めて編集人本人や講談社幹部らに抗議した。
「今月に入って、講談社や大阪府内の自宅で連載を担当したデスクや編集人、その
上司らと会いました。11日に会ったデスクは『深く陳謝します』と頭を下げながら、
『今後出版予定の岩瀬さんの単行本については一部分訂正して出しますので、提訴を
取り下げてください』と言うのです」
その翌日、自宅を訪ねてきた編集人も「申し訳ありません」と謝罪したが、今後の
具体的な対応については回答なし。仮名ながら、あまりにひどい内容だとして、名誉棄
損と住民票を不正に取られた保有個人情報開示違反での提訴に踏み切るつもりという。
ダイエーでの勤務実態や生家の無借金の建て替えなど事実関係としては正しい記述が
大半ではある、と黒川氏。ただ、当時乗っていた赤いパルサー・エクサはスポーツカー
タイプで、記事中に犯行現場で目撃された車としてマル秘資料から抜粋されていた
『ニッサン・パルサー、赤色2ドア、ハッチバック式』とはシルエットが違うなど、事実
誤認も多いという。
(続く)