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★増える女性の飲酒 若年層で依存症発症も
・ライフスタイルの変化から、女性の飲酒率が増加している。厚生労働省の調査によると、
女性の飲酒率は40年前の4倍に上り、20代前半では男性を上回る逆転現象も起きている。
女性のアルコール依存症も増えており、女性に対してアルコールへの正しい知識を持って
もらおうという動きも出始めた。
「500ミリリットルの缶ビール1本分のアルコールが分解されるまで、4時間かかります。
たくさん飲むと、アルコールが分解されないまま出勤していることになります」
大阪市天王寺区の「クレオ大阪中央」で先月、女性限定のセミナー「お酒との上手なつきあい方」が
開催された。講師を務めたのは、節酒相談や講演活動などを通してアルコール問題に取り組んでいる
保健師、野村紀美子さん。アルコールの効用と害などを説明する野村さんの言葉に、受講者は
熱心に耳を傾けた。
平成20年の厚労省の調査によると、20~24歳の飲酒率は男性が83・5%、女性が90・4%。
女性の方が多くなっており、この年代ではアルコール依存症につながるとされる「多量飲酒者」も
増加傾向にある。
しかし、飲酒の知識を学ぶセミナーや節酒相談は男女の区別なく地域の保健所で行われることが
多く、女性が相談に訪れにくい状況だった。そこで、女性がアルコールの知識を得やすいようにと、
今回初めて女性限定のセミナーを開催した。
野村さんはまず、「女性は男性よりもアルコール依存症になりやすい」と警告する。肝臓の容積が
小さいことやホルモンの影響から、アルコールの分解能力が低いことが理由だ。そのため、男性の
依存症は飲酒歴10~20年頃に発症するが、女性は5~6年で症状が始まるという統計もあり、
若年層の発症が目立つ原因ともなっているという。(>>2-10につづく)
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