11/10/17 20:48:12.82 0
世界最古の友愛団体「フリーメイソン」が、インターネットを駆使して会員獲得に
乗り出しているようだ。「秘密結社」「神秘主義」で語られることの多いこの団体が、
最近ではSNSの「フェイスブック」まで活用。団体の姿や魅力を、一般の若者へアピールする。
英国を起源にして世界中に広がるフリーメイソンだが、具体像はあまり知られていない。
団体が掲げる道徳的な教えの下、会員は理想の姿を目指して互いに親睦を深めながら活動する、
とされている。「教え」といっても特別な内容ではない。宗教団体とは一線を画し、単純な
互助会や慈善集団とも異なる。会員を統括する「ロッジ」という組織が各国に存在し、
各ロッジが独自に会員を管理、運営している。総本部や、「教祖」のような立場のリーダーも
いないようだ。
具体的な活動に関する情報が少なく、何ともつかみどころがない。そのため、社会や政治の
舞台で「陰謀論」の主役としてその名が登場することもある。だが、フリーメイソンは会員同士で
宗教的、政治的な目的をもった活動をしないと公言している。時には「秘密結社」と表現される
フリーメイソンが、そのベールを脱ぎ始めたと伝えたのは、2011年10月11日付の米ウォールストリート
ジャーナル(WSJ)紙(電子版)だ。その理由は会員の減少としている。「消滅するか公開するか」の
選択に迫られたフリーメイソンは、自ら情報を発信して神秘的な存在からの脱却を目指す道を
進んでいるという。
最も顕著なのが、ネットの活用だ。複数のフリーメイソン組織が独自にウェブサイトを開設
しているほか、フェイスブック上にも「フリーメイソン」という英語のページがある。運営者は
米国の組織の1つとみられ、設立年や沿革といった基本情報や、米国初代大統領のジョージ・ワシントンや
ベンジャミン・フランクリンも会員だったと書いている。会員数は世界で500万人、そのうち米国は
200万人弱で、英国が約48万人となっている。
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(www.j-cast.com)