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ある交通事故の映像が中国で話題となっている。「もはや中国には助け合いの心は
存在しないのか」と見る者すべての背筋を凍り付かせる内容だ。16日、羊城晩報が伝えた。
2011年10月13日、広東省仏山市のある路地で、その事故は起きた。2歳の少女・悦悦ちゃんが
車にひかれた。少女をひいた車はそのまま走り去っていった。それだけならば、「たんなる
ひき逃げ事故」だが、その後が恐ろしいところ。重傷を負って動けない悦悦ちゃんを通行人は
見て見ぬふりで、十数人が通りがかったが誰一人助けようとしなかった。ずっと道に
横たわったままの悦悦ちゃんは別のトラックにもひかれてしまった。
この一部始終をとらえた監視カメラ映像が南方テレビで放映された。少女が車にひかれる瞬間、
見て見ぬふりの通行人、道路に倒れたまま動かない悦悦ちゃん、抱きかかえて連れて行く悦悦の
母親……そのすべてが映像におさめられている。
16日現在、悦悦ちゃんは広東省軍区陸軍総医院の集中治療室(ICU)にいる。脳腫瘍ができ、
深い昏睡状態にあるという。ICU副主任の文強医師は、まだ脳死だと断定はできないが命を
保てる可能性は少ないと話している。なお、ひき逃げ犯2人は16日までにいずれも逮捕された。
転んだまま誰にも助け起こされることなく死亡した老人、病院の前でのたれ死んだ老人、
人を助けようと川に飛び込み溺死した大学生の遺体の引き上げ料を釣り上げる漁師……。
こうした事件がおきるたびに、「中国社会に助け合いの心は、公共心はないのか」と問題になる。
今回はあまりにも残酷な動画が残されているだけに、従来の事件以上の衝撃を人々に与える
ことになるだろう。
ソース:URLリンク(news.livedoor.com)