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内政不干渉の原則は「古くさい」 ー「世界的不安定管理」の国際協調新時代
○来年1月20日に就任する米国の民主党オバマ新政権の世界戦略の原型となりそうなものが、今年9月に出されていた。民主党系の
シンクタンク「ブルッキングス研究所」が中心に進めた研究事業「世界的不安定管理」の報告書「転換後の世界における国際協調新時
代の行動計画・2009-10年とそれ以降」である。この報告書のまとめ役は、クリントン政権の国務長官だったオルブライトだが、共
和党政権の元高官であるアーミテージやスコウクロフトもメンバーに含まれており、超党派の形式を取っている。報告書の中身を練っ
た中心人物の一人は、クリントン大統領の首席補佐官だったジョン・ポデスタで、彼はオバマ陣営の政権移譲チームを率いる人物だ。 中略
○この報告書は「今後50年間の世界を安定繁栄させるための戦略」とされるが、その特徴の一つは「内政干渉」を容認する点だ。国
家主権より上位に「世界政府」のようなものを組織するためである。その根拠は以下のようなものだ。