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★北電、プルサーマル発電延期 やらせ問題で
北海道電力は14日、泊原子力発電所3号機(北海道泊村)で、2012年春の運転開始を予定していた
プルサーマル発電を中止する方針を固めた。泊3号機のプルサーマル計画を巡る「やらせ」問題で同日、
第三者委員会が北海道電の組織的関与を認定する報告書を公表。
計画を予定通り進めても道民の理解を得られないと判断した。
北海道電は一連の「やらせ」問題が発覚したことを受け、第三者委の報告がまとまるまでプルサーマル計画を一時凍結していた。
今後、原発を巡る政府の方針や世論の動向などを見極めて、計画を再開するかどうか判断する。
プルサーマルは、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出し、
ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料にして再利用する技術。
泊原発で排出された使用済み燃料は既にフランスの燃料製造会社に送られている。
もし計画を最終的に断念しても、フランスの燃料製造会社に委託済みの
MOX燃料の製造費用数十億円を支払わなければならない問題が出てくる。
またプルサーマル計画は、使用済み核燃料を再処理して燃料とする
「核燃料サイクル」として国策として進めているもので、国の理解が必要になる。
プルサーマル発電は九州電力や四国電力、関西電力が既に導入。
中部電力は浜岡原発4号機での計画を延期している。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)