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★解説:北海道電力「やらせ」問題 第三者委報告 軽いトップ2人の発言 /北海道
「当時の幹部職員に聞き、事実はないと明確に確認した」。
高橋はるみ知事は道の「やらせ」関与を繰り返し否定してきた。
だが、北電の第三者委員会は、泊原発3号機プルサーマル計画に関する道の意見募集で、
道から北電側に「やらせ」要請があったと指摘。道民の判断を仰ぐ中立的立場にありながら、
計画推進の裏工作に関与していたのが事実なら、道の責任は極めて重い。
北電の隠蔽(いんぺい)体質も改めて浮き彫りになった
。国が「やらせ」有無の調査を電力各社に要請した後、
北電の佐藤佳孝社長は7月の記者会見で「社員の動員はなかった」と説明。
だが、外部の指摘などで同社の関与が次々と発覚。調査がずさんだったばかりか、
その後、佐藤社長は公の場での説明を拒み続けてきた。
第三者委の設置時、北電は「全容解明に全力を挙げて取り組む」としたが、
実際は真相を意図的に伏せてきた節がある。
第三者委の市川茂樹委員長も「(北電の調査対象者は)『覚えてない』、『記憶に無い』という
回答が非常に多く、十分協力を受けたという評価はしていない」と批判。
道も、当時の担当者への聞き取りにとどめ、独自調査を先送りしてきた。
道内のエネルギー政策を担うトップ2人の発言はあまりにも軽い。
道も北電も自ら膿(うみ)を出せなければ、道民の信頼回復は到底望めない。【岸川弘明】