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★北海道電力:「やらせ」問題 第三者委報告 森啓・元北大教授に聞く /北海道
北海道電力の「やらせ問題」を調査した第三者委員会の報告書の評価と、
北電や道の責任などについて、森啓・元北海道大教授(公共政策論)に意見を聞いた。
◇道の判断に影響 幅広い道民議論の場を
北電が委員を人選したので「第三者ではなく北電のための委員会」との疑念を持っていた。
だが、報告書は要領よく問題点をまとめている。評価できる内容だ。
北電の石井孝久副社長が記者に対し、「関係者を処分する」との趣旨を語っていたが、誠に筋違いな話だ。
北電関係者が勝手な意思で「やらせ」を企てたというのはあり得ない。
佐藤佳孝社長が自ら会見して道民に「誠に申し訳ない」と謝るのが筋だ。
道の関与も指摘された。シンポジウムの主催者である道は責任を感じるべきだ。
今回の調査結果を受け、やらせの事実が明らかになった以上、行政判断に影響がなかったとは言えない。
高橋はるみ知事はプルサーマル計画を振り出しに戻すべきだ。
原発の問題について道民から公正な意見を集めようとするなら、
これまでのようなシンポジウム形式で賛否の数を比べるのは適切でない。
原発に関する正しい知識を道民が持ち、是非を適切に判断できるよう、
勉強会や研究会の活動を道が支援することが必要だ。
泊原発から30キロ圏外である札幌市などを含めて、幅広い道民が議論に参加できるようにするべきだ。(談)
北海道新聞 URLリンク(mainichi.jp)