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大津市内で活動する滋賀県猟友会の一部の会員が、県と市から補助金が支払われる有害鳥獣駆除事業で、捕獲したニ
ホンジカを使い回し、複数の写真で個体数を過大に報告していた疑いがあることが14日、分かった。調査に乗り出
した市は数人の会員に対し、所属する支部と協議して同事業に必要な証明書を渡さない決定をした。
市によると、外部からの指摘で今夏、調査を始めた。数人の会員から提出された写真を見比べると、異なる支部を
通じて報告された写真なのにシカの体にある弾痕の位置が同じだったり背景が一緒など、酷似した写真が複数見つか
ったという。
猟友会の会員は、捕獲したシカの胴体にスプレーなどで支部を示すアルファベットや数字を記し、その写真を書類
に添えて報告しなければならない。酷似する複数の写真に写るシカに記されたアルファベットや数字は違っていたと
いう。
同事業は、農作物などへのシカの食害を防ぐことを目的に県特定鳥獣保護管理計画に基づき市が実施している。市
は猟友会に委託し捕獲したシカ1頭につき補助金1万7500円を支払っている。
市によると、疑わしい写真を提出した会員から事情を聴いたが「不正はしていない」と話しているという。
同市内で活動する支部の幹部は「別々の支部からなぜか弾の位置などがよく似たシカの写真が提出されていたのは
事実だ。不正なら許せないが、こちらでは判断できないため、市の調査に任せている」と話した。県猟友会は全23
支部からなり、大津市内には4支部ある。
ソース
京都新聞 URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)