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千葉市が筆頭株主の第三セクター、千葉都市モノレール(千葉市)が運営する千葉駅と千葉県庁を
結ぶ路線が存続する見通しとなった。学識経験者などで構成する諮問機関が14日まとめた提言で、
中心市街地活性化に不可欠と結論づけた。同線は路線バスとの競合などで採算が厳しく、
存廃が課題となっていた。
学識経験者や交通関連の事業者などで構成する千葉市総合交通政策会議(会長=轟朝幸日本大学
理工学部教授)は14日、「(課題となっている路線の)運行廃止の議論は現段階では行わない」とする
提言書をまとめ、熊谷俊人市長に提出した。
提言書では、バスとの競合や利用者の低迷はあるが、中心市街地の活性化に寄与するとした。
市は今年度中に提言を踏まえた交通政策をまとめる予定で、路線は存続する見込みだ。
現在、千葉駅―県庁前駅のモノレール運賃は片道190円。競合するバス路線の100円と大きな差がある。
利用者は低迷しており、提言書でも利用振興策などについて「今後も議論する必要がある」とした。
千葉都市モノレールの同路線には延伸計画があるが、熊谷市長が凍結している。提言では将来、
事業化を検討する際には、県庁前から市立青葉病院を結ぶという従来の延伸ルートにとらわれずに
再検討すべきだとしている。
千葉モノレール、千葉駅―県庁前間の路線存続へ :日本経済新聞
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