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>>8
■国は48.5兆円足りない(公債費利払い分20兆円は含まず)
「国の歳入…52.7兆円(純計ベース・2007年度)」だが、「地方交付税等…16.9兆円(地方交付税は、使途自由で一般財源に充当できる)」が地方に移転され、「実際は35.8兆円」しかない。
「国庫支出金…10.3兆円」を含むと、「実際の歳出は71.7兆円」。
よって、『2009年度の歳入は約40兆円のため、2010年度予算に国が使える歳入は23.1兆円で、歳出71.6兆円を賄っている』と考えられる。
これには、公債費利払い分20兆円は含まれていない。
国の不足分は「48.5兆円=消費税18.6%」。
■地方税収は消費税2%足りない
石川・元静岡県知事など地方自治体は、「もともと税収不足だから地方消費税1%増」を言っていた。
今回のリーマンショックで、地方自治体税収(09年度)は2.5兆円減少。
合わせて地方消費税の不足は「2%」。
■医療費と介護費だけで見ても、「団塊の世代が全て後期高齢者=介護年齢になる」2025年には…
▽今のサービス水準維持でも介護費…+12兆円(総額約20兆円) ▽終末期医療に大半が使われている医療費…+14兆円(総額52兆円)
◆国民医療費(医療費総額=自己負担や保険料含む)
▽2010年度…38兆円 ▽そのうち13兆円…75歳以上・1400万人(人口の1割) →『1割の人が3割の医療費を占める状態』
これが15年後、団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が後期高齢者(75歳以上)になる、2025年度には、どうなるか?
▽2025年度…52兆円 ▽そのうち24兆円…75歳以上・2100万人(人口の2割) →『2割の人が半分5割の医療費を占める状態』になる
◆今のサービス水準維持でも、介護保険の総費用
▽2000年度…3.6兆円 ▽2010年度…7.9兆円 制度開始の2000年度から2倍 ▽2025年度…約20兆円
■介護保険認定される要介護状態が増えるのは、後期高齢者(75歳以上)から。前期高齢者(65~74歳)は7%以下。要介護2、3(認知症の人が多い)の増加が著しい