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朝ドラを香川で―。浜田恵造香川県知事は１２日、ＮＨＫの朝の連続テレビ小説の県誘致に向け、
同局の松本正之会長らと面会。こんぴら歌舞伎の裏方として活躍してきた実在の女性を主人公
にしたドラマの制作を提案した。
面会には知事と、県観光協会の梅原利之会長、松岡勝哉専務理事らが同席。ＮＨＫ側は松本会長と
ドラマ部門責任者らも出席した。
知事は主人公の参考案として、琴平町在住の山本卓子さん（９４）を紹介。山本さんは、
四国こんぴら歌舞伎大芝居のお練りでまく紙吹雪を長年ボランティアで製作し、歌舞伎役者から
「金丸座の守り神」と呼ばれる女性。戦前から保健師として働き、戦争などで家族を失うも、
「日々是好日」をモットーに明るく生き抜いてきた人という。
知事は「琴平はもちろん、香川はどこで撮っても絵になる。ぜひ金丸座にも足を運んでほしい」とＰＲ。
松本会長は「われわれはいつもいい題材を探している。検討したい」と答えた。
香川を舞台にした連続テレビ小説は、１９６２年の「あしたの風」以来撮影されていない。
[四国新聞]2011/10/13 09:34
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ＮＨＫの松本正之会長（左手前）に香川を舞台にした朝ドラの制作を提案する浜田恵造香川県知事（右手前）＝東京・神南
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