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・「iモードのサービスをスマートフォンでも使えるようにする。それをオープンなAndroid OSが
後押しする」。NTTドコモ 取締役常務執行役員の岩崎文夫氏は、「CEATEC JAPAN 2011」の
基調講演で、Android OSを採用したスマートフォンへのシフトの意味合いをこう語った。
国内の大手3キャリアーの中で、唯一アップルのiOSを持たないキャリアーになったNTTドコモは、
逆にAndroidの力強い旗振り役に専念できるのだ。
岩崎氏は「世界のスマートフォン市場ではAndroid OSが大きく成長している。2010年第1
四半期は0.6億台だったのが、2011年第1四半期には1.1億台と約2倍の成長を見せている。
Androidの端末のシェアはこの1年で大きく伸び、43.4%を占めるに至った」とAndroidの伸びを
協調した。
その理由として、グーグルのOSの特徴を挙げる。オープンなOSで非常に自由度が高いことから、
世界でも採用するメーカーが増え、ラインアップが広がっているというのだ。そして、それこそが
ドコモの戦略とマッチする。「Androidの機能の拡張性は、iモードで培ってきた総合力を
スマートフォン上でも提供し、サービスを広げていくことに役立つ。そのために、スマートフォンの
OSとしてAndroidをメインとして選択している」(岩崎氏)。
実際、ドコモの戦略として、フィーチャーフォンで提供してきた各種のサービスを、スマートフォン
でも同様に利用できるような取り組みを続けている。キャリアメールが利用できるspモード、
おサイフケータイやワンセグなどの機能。コンテンツ課金・認証をスマートフォンでも
引き継いで利用できることになると、ユーザーがこれまでに購入したコンテンツをスマートフォンに
引き継げるだけでなく、コンテンツプロバイダーもこれまで通りビジネスモデルでスマートフォン向けの
ビジネスができるメリットが生じる。
そうした目論見は当たり、NTTドコモのスマートフォンは大きく成長している。
「2011年度のスマートフォンは600万台と計画しているが、上方修正する可能性は十分にある」
(岩崎氏)と自信の程を伺わせた。(抜粋)
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