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路上でたばこを吸っていた母親が路上喫煙防止指導員に注意されたことに腹を立て、
指導員を暴行し、けがを負わせたとして、警視庁竹の塚署は、公務執行妨害と傷害の現行犯で、
東京都足立区に住む会社員の少年(16)を逮捕した。同署によると、「うるさくて腹が立った」と
供述しているという。
逮捕容疑は、11日午前10時40分ごろ、足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅東口近くの路上で、
一緒にいた母親(38)が同区の路上喫煙防止指導員の男性(62)ら2人に喫煙を注意されたことに
腹を立て、胸ぐらをつかんだり顔を殴るなど暴行、1人に軽傷を負わせたとしている。
同署によると、指導員が母親に条例や科料について説明していたところ、少年が「うるせぇ、
あっちいけ」などといきなり殴りかかったという。
偶然近くを通りかかった同署員が少年を取り押さえた。少年は喫煙していなかった。
足立区によると、同区の歩行喫煙防止条例は平成18年10月1日に施行され、駅の周辺など人通りの
多い場所は、禁煙特定区域に指定され、喫煙した場合は科料1千円が科せられるという。
指導員17人は区の非常勤職員で、全員が警察OBだった。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)