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★アニメのアプリと思ったら…利用状況を無断収集
・アニメ視聴用のアプリ(ソフト)だと思ってスマートフォンに入れたら、実はインストール中の
すべてのアプリの利用状況を無断で収集されていた―。
こんなアプリを東京都内のソフト会社が行動ターゲティング広告用に開発し、無料で配信
していたことが分かった。「プライバシー侵害」との批判を受け、この会社は10日に
サービスを停止。会社側は「同意をとらなかったのはミス」と釈明しているが、専門家からは
「利用者の意図に反した動作で、ウイルス作成罪にあたる恐れがある」と批判が出ている。
総務省も問題がないか調査する方針。
このアプリは、ソフト開発会社「ミログ」が開発した「アップティービー」。基本ソフト(OS)
「アンドロイド」を搭載したスマートフォン向けに、アニメなどの映像視聴用アプリとして
今年7月から無料でサービスを提供していた。
同社によると、このアプリをスマートフォンに入れると、端末固有の番号と、インストール中の
アプリすべての名称、いつアプリを起動したかなどの情報が1日1回、同社に送信される仕組みに
なっていた。約2000人が利用し、そのうち少なくとも約300人には同意をとっていなかった。
今月に入り、インターネット上で批判が出ていた。
同社の城口洋平社長は「どんなアプリを使っていたかを解析すれば、広告やマーケティングに
役立つ」として目的を説明、「利用者の同意をとるつもりだったが、ミスで無断収集となって
しまった」としている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※図解:URLリンク(amd.c.yimg.jp)