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民主党の前原政調会長は11日午前、ソウルで開かれた「世界知識フォーラム」で講演し、
軍事力増強を続ける中国に懸念を示す一方、国際社会が強硬的な「中国封じ込め」に
向かうべきではないとの考えも表明した。
前原氏は中国の軍事力について、「国防費は名目上、過去5年間で2倍以上になった。
核兵器や弾道ミサイル戦力、サイバー戦能力などの近代化や海洋戦略を着々と進めている」と
懸念を表明。その上で、「『コンテイン(封じ込め)』するのではなく、良き隣人として『エンゲージ(関与)』
するべきだ。様々な分野の建設的な協力関係の強化が重要だ」と訴えた。
中国を国際社会の枠組みに入れることで、その軍事的脅威を減らすべきだとの考えを示したものだ。
ソース
読売新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)