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★前原氏「日本文化開放が韓流ブーム生み出した」 講演でEPA交渉再開訴える
・韓国を訪問した民主党の前原誠司政調会長は11日午前、ソウル市内のホテルで
講演し、「日韓EPA(経済連携協定)を契機としてさらに絆を強め、経済的交流、
人的交流がさらに拡大し、両国のさらなる繁栄が生み出される」と述べ、中断している
EPA締結交渉の早期再開を訴えた。
日韓EPAをめぐっては6、7両日に訪韓した玄葉光一郎外相も金星煥(キム・ソンファン)
外交通商相に交渉再開を要請しており、政府・与党一体となって対日貿易赤字拡大を
懸念する韓国側に再考を促した形だ。
前原氏は講演で、日韓関係について「価値観を共有する隣国同士であり、極めて重要な
戦略的パートナーだ」と指摘した。故金大中大統領が行った日本文化の開放が日本での
「韓流ブーム」を生み出したことを例を挙げ、EPAが韓国側にもメリットがあると力説した。
また、北朝鮮による拉致・核問題の解決に向け、日米韓3カ国が連携する重要性を強調。
中国の軍事力拡大や周辺諸国との領有権問題にも触れ、中国を「コンテイン(封じ込め)」
するのではなく、国際社会のルールに「エンゲージ(関与)」させることが重要との認識を示した。
前原氏は11日午後、金浦空港を出発し、帰国する。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)