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キエフ出身女性のお話 (ニューヨーク在住)
2011-10-07 01:07:58
長文、お許し下さい。
先週、ウクライナ・キエフ出身の女性と話す機会がありました。 40代?の女性で、
チェルノブイリ原発事故当初、事故現場から250キロ離れた場所で、お住まいだったそうです。
健康だったお父様と弟達を、事故翌年にガンで亡くされ、お母様は甲状腺がん患者、
ご自身もガン検査の日々。 近所の人達も 皆、同様に悲しい運命。 当時の政府は、
完全に汚染レベルを 隠蔽・過小評価し、その結果、可能な家庭は、国外脱出する流れ。
男の子のお子さんがいて、正常児ですが、「遺伝的な病気を心配しない日はない」とも。
「ウクライナは、当時の悪政ゆえ、避難強要させられ、救われた市民もいた。
日本は、資本主義の悪い面かな、絶対に 避難させるべきだった 大勢が、これから亡くなるだろうし、
病気で苦しむよ。。 汚染がひどいのは、福島だけじゃない。 「250キロ先のキエフ 」 でも、
本当に、たくさん亡くなったんだから。 私達家族は、アメリカへ移住できて、幸運の一言。
私達 ウクライナ人の間では、今、フクシマは、チェルノブイリよりひどい、という認識なの。 。
つらい事言って、ごめんなさいね。」
活動家でもない、ごく平凡なアクセサリー店勤務の彼女が、日本の現状に関して、
日本人以上の情報を知り尽くしている事にも驚きました。
「なぜ、そんなに、日本の事を よく調べてるの?」と聞くと、「被爆が怖い。 私達は、
身をもって知っている。 私達の道のりは、被爆との戦い。 福島にもチェルノブイリにも、
終わりはないのよ。 どこまでいっても、現在進行形、少なからず私達が、生きている間はね。
お互い、子供達を守りましょうね。果てしない戦いだけど。。」