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昨年11月に福井市日光の駐車場で外国人男性の乗用車が燃えた不審火で、福井署などの捜査本部は9日、
ブラジル国籍の同市冬野町、派遣社員カンポス・ネット・テオフィロ・デ容疑者(53)を建造物等以外放火の疑いで
逮捕した。現場には外国人を排斥する内容の紙が残されており、捜査本部は、カンポス容疑者が外国人の自分が
疑われないようにカムフラージュしたとみている。同年9~10月に周辺であった不審火3件についても、ガソリンで
火をつける手口や時間帯などに共通点があることから、連続放火事件の可能性があるとみて関連を調べる。
(酒本友紀子、井上敬雄)
発表によると、カンポス容疑者は昨年11月14日午前1時40分頃、外国人が多く住む同市日光のアパートの
駐車場に駐車していたブラジル人男性(50)所有の車に火を付けた疑い。車のフロント部分が焼け、
後部には「外人 GET OUT(出て行け)」と書かれた紙が貼られていたという。捜査本部は9日、同容疑者を送検した。
カンポス容疑者は十数年前から日本に滞在。日本人女性と結婚して福井市内で生活し、連続放火事件があった
当時は現場近くの遊技場を経営していたという。
被害者のブラジル人男性の家族は「車だけではなく、住宅や家族に危害が加えられたらと思うと不安だったので、
ひとまず安心です。容疑者とはほとんど関わりがなく、なぜ同じブラジル人がこんなことを……」と戸惑いを見せた。
近所のブラジル人男性(29)は「もし容疑者が犯人だったら、外国人は悪さをするという偏見を生みかねない。残念だ」と嘆いた。
不審火計4件は、いずれも半径800メートル圏内で発生した。9月10日午前1時40分頃、同市光陽の駐車場でポルトガル人
女性の普通乗用車が焼け、ほぼ同時間帯に同市学園のインド料理店の外壁に飾っていた旗などが燃えた。
10月20日午前1時15分頃には同市文京のイスラム教礼拝施設の駐車場でマレーシア人留学生(当時24歳)のワゴン車の
前部が焼けた。料理店と礼拝施設にも「外人 GET OUT」とのはり紙があった。
放火容疑ブラジル人男逮捕 外国人排斥現場に貼り紙 疑いそらす? : 福井 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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