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★首相 TPP議論前に農業視察
野田総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る議論が本格化するのを前に、
10日、生産規模の拡大など、改革を進めている農業の現場を視察することにしており、
TPP交渉に参加するかどうか判断の参考にしたい考えです。
TPPを巡って、野田政権は、来月前半にホノルルで行われる、APEC=アジア太平洋経済協力会議の場で、
日本政府の方針を表明したいとしており、11日、関係閣僚会合を開き、議論を本格化させることにしています。
これを前に、野田総理大臣は、10日、群馬県を訪れ、競争力の強化に向けて農地を拡大するために
集落営農組織を法人化したり、地ビールやハムといった、農作物の生産から加工、それに販売まで
行う取り組みなど、改革を進めている農業の現場を視察します。
野田総理大臣は、農業改革の進捗(しんちょく)状況について、実際に現地に足を運び、
関係者と意見を交わして確認することで、TPP交渉に参加するかどうか判断の参考にしたい考えです。
ただ、TPPに参加すれば、関税を原則として撤廃することになり、震災によって影響を受けた
日本の農業は壊滅的な打撃を受け、安全な食料の確保は困難になるといった懸念が、
政府内にも根強くあります。このため野田総理大臣は、10日の視察も踏まえて、
被災地の基幹産業でもある農業の再生を図るための具体策を、早急に取りまとめることにしています。
▽ソース:NHK 10月10日 4時2分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)